「完全に納得してから」と考えるほど、動けなくなっていませんか
何か新しいことを考えるとき、「もっと調べてから」「完全に納得してから決めよう」と思っているうちに、気づけば何日も、何週間も過ぎていた。そんな経験はありませんか。
慎重に情報を集め、あらゆるリスクを確認し、不安が完全に消えるのを待つ。とても真面目で、誠実な姿勢です。でも、そうしているうちに、なぜか一歩も動けないまま時間だけが流れていく。
もしあなたが今、そんな足踏みの中にいるのだとしたら。それはあなたの意志が弱いからではありません。今日は、その「動けなさ」の正体をそっとほどいていきましょう。焦らなくて大丈夫です。
不安は、ゼロにしようとするほど大きく見えてくるものです
まず知っておいてほしいことがあります。不安というのは、そもそもゼロにはならないものなのです。
人の心には、大切なものほど「失敗したらどうしよう」と守りに入る仕組みがあります。だから、お子さんのことのように大切なテーマであればあるほど、不安は自然と大きくなります。これは異常なことではなく、ごく自然な心の働きです。
そして、やっかいなことに、不安は「消そう」と意識するほど、かえって存在感を増していきます。「まだ不安が残っている」と探せば、いくらでも見つかってしまうからです。
ここで、ひとつの考え方をご紹介します。物事を始めるのに必要な安心の量は、こう考えてみてください。
一歩を踏み出す条件 = 6割の安心 + 4割の不安を抱えたままでいい許可
10割の安心を待つのではなく、6割ほど「まあ、大丈夫かも」と思えたら、残りの不安は抱えたまま進んでいい。そう考えると、心がふっと軽くなりませんか。
「じっくり調べる慎重さ」は、そのまま強みになります
ここまで慎重に考えてこられたということは、あなたには物事をていねいに確認する力があるということです。これは、決して弱点ではありません。
実は、この慎重さや調べる力は、在宅で何かに取り組むとき、そのまま大きな強みになります。引きこもりの時間の中でお子さんが育んできた、ひとつのことをじっくり調べる集中力とも、とても相性がよいのです。
大切なのは、その慎重さを「動かないための理由」ではなく、「小さく試すための土台」として使うことです。全部を確認してから動くのではなく、少し確認したら小さく試してみる。その順番を入れ替えるだけで、慎重さは前に進む力に変わります。
今日からできる、6割の安心で進む小さな一歩
いきなり大きな決断をする必要はありません。「不安を抱えたまま、それでもできること」から始めてみましょう。
- 「完全に納得してから」を、「6割わかったら試してみる」に置き換えてみる
- 気になることを、決断ではなく「情報収集」としてひとつだけ調べてみる
- 「相談する=始める」ではないと、心にメモしておく
- 4割の不安が残っていても、今日はそのままにしておく練習をしてみる
どれも、何かを決めるためのものではありません。不安を抱えたまま、それでも小さく動く感覚に、少しずつ慣れていくための練習です。
情報収集や相談は、「始めること」ではありません
在宅でできるAmazon輸入物販について、少し情報を眺めてみる。あるいは、誰かに話を聞いてみる。それは決して「始めること」でも「決めること」でもありません。ただ、選択肢を6割ほど理解するための、軽い一歩にすぎません。
不安が残ったままで大丈夫です。今すぐ何かを始める必要もありません。情報を知ってもなお「まだ早いな」と思えば、そこで止まってもいいのです。
さて、ここまでのフェーズ1では、親御さんの心のモヤモヤに寄り添ってきました。次のフェーズ2では、いよいよ「お金やリスクを、具体的な数字で理解する」という一歩に、一緒に進んでいきます。数字で見えると、不安はもっと小さくなっていきますよ。
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